おむすび農園のこと
おむすび農園は、静岡県藤枝市の北西、山に囲まれた瀬戸谷地域にあります。 街からもほどよく近く、自然にあふれたこの地で、 ヘチマやレンコンを主に、年間15~20種程度の季節の野菜を育てています。
茨城県出身のミホと、静岡県出身のトシヒロが、 栃木県の農業塾「帰農志塾」で出会い、 2015年に瀬戸谷の滝沢地区で新規就農しました。
ミホは農業が好きだから、トシヒロは自分の作ったものを届けたいから。 就農のきっかけは違えど、同じ道を進み始めた二人が、 壁にぶつかりながらも、様々な人と出会い、助けられ、大好きな農業を生業としています。
農園が作るのは、笑顔が生まれる野菜。
自然と作る畑を皆様と共有しながら、 笑顔の循環が生まれていくように、 日々、農業と向き合っています。
屋号に込められた想い
初めましての方には「おむすびを売っているの?」と良くきかれます。
二人で新規就農するにあたり、農園の名前はアレでもないコレでもないと、まるで子供の名前を考えるかのように悩みました。 あるときふっと思いついたのが、「おむすび農園」。
これは、農業塾で研修した二人が一番感じた「人とのご縁」が由来です。 ただ野菜を作って売るだけではなく、 その先にいる人とのむすびつき。研修時代の仲間とのつながり。 野菜を買って下さる方、食べて下さる方の笑顔、仲間たちの励ましに助けられ、 厳しい研修も乗り越えられました。
自然と人、人と野菜、野菜と笑顔をむすぶ。
自然の恵みを受けてのびのびと育つ野菜の姿が。
一粒の種から育ったおいしい野菜が。
巡り巡って誰かの笑顔になる。
農業とあなたをえんむすびする農園になりたいと願っています。
地域に支えられていること
瀬戸谷地域には私たちと同じように、 食の安全や、地域の 循環、人とのつながりを大事にする農家さんがいます。
そして瀬戸谷に移住して新たな生活を始める方もいます。
多種多様な方との出会いにより、時には協力し、助け合い、私たちは農業を続けてこられました。
そして、毎月第3日曜の朝に蓮花寺池公園で開催されるオーガニックマーケットで多くの方に農園のことを知ってもらえました。
私たちは生産者であり、消費者であり、様々なコミュニティの一員として、まわりの方々に支えられています。
おむすび農園が目指すもの
2011年の震災や、諸外国での紛争、感染症の流行… 今、私たちの価値観を揺るがす出来事が常に起こっています。
時代で求められるものは刻一刻と変化し、流れの速さに乗れなければ置いて行かれる…。 様々なものが取り巻く環境の中で、私たちはどう生きるのかを問われている気もしています。
自然と共に生き、自然に生かされていると言うことが置き去りにされている気もします。
農園の畑に来ることで、自分をリセットできる。
自分の、自然の、まわりの命を感じる。そんなお手伝いが出来ればいいなと考えています。
自然と一緒に生きていく。
人と一緒に生きていく。
農園は皆様と共に生きていきます。
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